沖縄ジジ通信
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崎枝節 解説 伊良皆高吉 投稿日:2013年10月28日 22:33
崎枝節(トゥマタ松節) ①とぅまた松ぬ下から馬ば乗りおるすや 【訳】トゥマタ松の下から威風堂々と 馬に乗って来られる方は? ②誰々ぬどぅ乗りおる 何り何りぬどぅ乗りおる 【訳】誰が乗って来られるのですか どなたが乗って来られるのですか ③崎枝主ぬどぅ乗りおる 主ぬ前ぬどぅ乗りおる 【訳】崎枝与人(村長)の乗馬である (※乗っておいでである) 崎枝目差(助役)の乗馬である (※乗っておいでである) ④崎枝主ぬまかないや 島仲屋ぬまんとうま 【訳】崎枝村長の賄女(マカナイ)は 島仲屋(シマナカヤー)のマントウマ(=乙女の名前)美人です シタリ ヤゥヌ ユバナヲレ ミルクユーバ タボラレ ※ハヤシ したり=よくもやったり 素晴らしい世の中になって下さい 弥勒菩薩の慈悲多く(天恵豊) 豊かで安寧な世の中を頂きたい 引用資料:喜舎場永珣著「八重山民謡誌」 ※の部分は伊良皆髙吉の解説 |