沖縄ジジ通信
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しゅうら節 解説 伊良皆高吉 投稿日:2013年10月30日 22:35
しゅうら節 ①なうしゃる子(ふぁ)の どぅいきゃしゃる子(ふぁ)の どぅ我(ば)んぞなりくうでぃね 【訳】どんな女性の子が 如何なる器量の良い子が私の嫁になってくれるだろうか? ②島(すぃま)々ぬ村々ぬ 美(かい)しゃあすから 【訳】島々の美しい女性が 村々の選り抜きの女性が 器量の勝れた可愛い娘から ③美(かい)しゃあだでん白(しる)さあだでん いんどはだすゆる 【訳】どんな美人であっても如何に容姿が美しくあっても 縁があってこそ肌に添うことが出来る ①今日(きゆ)ぬひば 黄金(くがに)日ば本(むとぅ)ばし ※【訳】今日の日を黄金に値する素晴らしい基にして ②夜(ゆ)ぬ七日(なんか) ぴぬ百日(むむか)祝(ゆわ)いす ※【訳】夜は七日間、昼は百日間も祝いしよう ※囃子 エイ シュウラ ジャンナヨ エイ→かけ声 シュウラ 愛らしい、可愛らしい、美しい、丈夫にする、大きくする、かぐわしい、清々しい、上品、高貴な、清潔な、心地いい(例:耳に)=素晴らしい ジャンナヨ めでたい(うれしい)事、うれしいことの様 引用資料:喜舎場永珣著「八重山民謡誌」 ※の部分は伊良皆髙吉の解説 |