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沖縄ジジ通信

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白鳥節 伊良皆高吉 投稿日:2014年11月11日 23:21
白鳥(しらどぅや)節
解説は喜舎場永玽著八重山民謡誌(沖縄タイムス出版)引用
※は私(伊良皆高吉)の私見である

一、白鳥(しらどぅるぃ)ぬ 美種(かいだに)主(しゅう)やよー
  【訳】白鳥のような美男子のお役人が私の殿原で
  囃子 クイヨー トゥバラーヨ

二、白鳥(しらどぅるぃ)ぬ生(ま)りや くいよう
  【訳】白鳥のような生まれのお役人様が賄女の恋男で
  囃子

三、美種(かいだに)ぬ産(すぃでぃ)でぐちゃくいよう
  【訳】美男子の産でた容姿は肌白く美しい生まれでした
  囃子

四、胴白(どうしる)かい(美) 生(ま)りばしくいよう
  【訳】肌白く美しい生まれでした
  囃子

五、夏ぬ水(みずぃ)なをだき
  【訳】夏の水を如何程
  囃子

六、飲(ぬ)み欲しやありどん
  【訳】飲み欲しくあっても
  囃子

七、天(てん)ぬ星(ふし)なをだき
  【訳】天に輝く星を如何程
  囃子

八、首そ(す)りてゆむとん
  【訳】首を反らして読む(数える)ことは出来ても
  囃子

囃子 クイヨー 【※訳】乞う=欲しい
   トゥバラヨー 【※訳】愛しい=愛しい人を

この白鳥節は安室流工工四歌詞に基いて解説した。
尚、八重山民謡誌では喜舎場英整の歌詞を用いており、歌詞の量(字数=長さ)において
違いがある。又、歌詞の順番においても違いがある。

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