八重山古典音楽 安室流保存会
八重山三線音楽の起源は、石垣村の喜舎場英整の記録によると今から約300年前の真謝与人用格に始まり、その後口伝され明治のはじめに安室孫師に伝えたとある。
安室孫師は明治17年8月、安富祖流工工四にならって八重山唄工工四を96曲作譜して発刊したのが八重山における工工四の始まりです。
この風を石垣村風・八重山唄と呼んでいました。
しかし残念なことに人それぞれの工工四が編集され発刊されました。それは芸能の発展とも言えますが、反面伝統芸能を混乱させる遠因になります。
そのため安室流保存会では明治17年本を重んじ、歌詞は古風のままを使用しています。